風呂場の長考

バラまく42℃の言葉

私と言う存在は、相反する二つの魂の相互作用より漏洩する現象群の灯影である。

母は、私の次に女児を願っていた。 綴られた日記には必死に、しかし喜びをもって名前を与えようとする母の前向きな苦悩が染み付いていた。 私に兄弟姉妹はいない。 代わりに、私は内側から私でない者の声を聴く。 それはランダムな文字列であり、卑猥な妄想…

塗料と電飾と火薬の鮮煌彩渦の中に在れども

灰色は灰色。

魂の依り処が無い

と言うのは、一つの強さかも知れない

何かが"存在する"という状態

とは、周囲と比較して相対的に"何かの存在"を示す値が高い、という現代物理学の研究に基づき、私は絶対的な存在意義/価値/理由に対しての自在性奔放性を獲得するものである。